「めんどくさい自分」を認めたら…
先日のこと。
セラピストのお友達のところでタロットカードで遊んでいました。
「鈴木亮平さんみたいな彼氏ができますか?!😍」(最近大好きなのです💛「せかほし」ファンですから❤️)
とカードに聞いてみたところ、出てきた答えは…
【ソードの9】
絶 望 😱😱😱😱😱😱😱😱😱
うそでしょ?!
カードくん、そんなに当たらなくてもいいんだよ?!
ちょっとは気を利かせてくれねぇかな…
オイラ、もうマジ立ち直れねぇっス…orz
そんなアタクシ、アラフォーで家業の跡継ぎって重い荷物背負って、未だ独身。
毎日楽しく過ごしてはいるものの、
結婚も出産もしてないって、この少子化の時代に申し訳ない気もしたりして、
ふとした時になんだかいろいろ考えてしまうお年頃😅
イケメン王子👑来ないかなぁ〜と思ってみたり、
かわいい年下男子もアリかな😍なんて妄想を抱いてみたり(妄想族再び🏍💨)
いや、もう恋愛とか結婚とかめんどくさいし!仕事に生きるし!!とか言ってみたりして。
やっぱりなんとなくモヤんとした気持ちになることがあったりするのです☁️
『ウチの娘は、彼氏ができない!!』というドラマを観ました。
自分でもビックリしたのですが、まさかの初!北川悦吏子ドラマ!!
(「ロンバケ」も「オレンジデイズ」も「半分、青い」も観てなかった😂)
恋愛ドラマのカリスマ、北川悦吏子さんが脚本を描いたこの作品は、
ネットで何度となく『北川悦吏子はオワコンか』と言われていましたね。
なんだか人を平気で「オワコン」と断罪して物言うマスコミがどうにも気に入らなくて、
北川悦吏子さん自身を応援したくなって観ていました。
そしたら最終回。
菅野美穂さん演じる人気恋愛小説家の主人公が言ったセリフが、
もう、ヤバい!
まんま、わたし!!!
以下、セリフ引用↓↓
私は、恋愛小説と呼ばれるものをずっと書いてきたけれど、本当は思ってる。
恋に走る女にはなれないし、ならないだろうってことを。
王子様が迎えに来て、どこに行くかわからない白馬に乗ることはできない。
私は、自分の行く場所は自分で決める。
自分の足で歩く。
もしくは、自分でビジネスクラスを取る。
誘われてどこかに行くような女じゃなくなった。
良くも悪くもそれが、私。めんどくさいな私。でも、ここが私の基地だ。
以上、セリフ終了↑↑
そう。
若かりし頃から、わたしは恋に走る女ではない。
すべてを捨てて愛する人とどこかへ行くことはできなかった。
ほしいものは自分で買うし、行きたい場所は自分で行く。
壁を避ける術を知らず、真っ直ぐ進んでぶつかってはへこむ。
要領よく生きられなくて、あちこち青あざばっかりだ。
めんどくさいなわたし。
でも。
良くも悪くもそれが、わたし。
そしてずーーーっと荷物だと思っていた家業のあるここが、わたしの基地だ。
大切な、大切な基地なんだ。
なんだかスッと胸のすくような思いがした。
ずっとモヤんとしていた気持ちが輪郭を持ち出した。
めんどくさい自分を明らかにして認めたら、
自分をもう一段階好きになった。
もうすぐ4月、新しい年度が始まる。
歳を重ねるごとに、玉ねぎの皮を剥くように余計なものが削ぎ落とされて、
わたしたちは自由になる。
あなたの中のめんどくさいあなたは
たぶんきっと
あなたがあなたをもっと好きになるための
大事な核。
そのめんどくささを紐解くと、自分の心の輪郭が少しずつ見えてくるから、
自分の心の声が聞こえやすくなる。
そのめんどくささ、
大事にしてくださいね。