梅雨をどう乗り越えるか③

みなさん、こんにちは!

アロマセラピスト 兼 整体師のあやこです。

関東でも梅雨が本格的となりましたが、
いかがお過ごしでしょうか?

今回のコラム
「梅雨の時期をどう乗り越えるか」
前編では、東洋医学の観点から、この時期(湿邪)に気を付けないといけない「水毒」について、その予防法となるレシピをご紹介しました。
今回わたしは、アロマセラピストと整体師の立場として西洋のアロマと栄養学の観点からその緩和策について考えてみたいと思います。
今回は2つに絞ってお伝えいたしますね。

その2つの方法は

【1】水毒によるむくみ緩和アロマブレンド
【2】動物性たんぱく質+鉄をしっかり摂ってよく噛む!

あなたがピンとくる部分だけでもぜひ取り入れてみてくださいね。

【1】水毒によるむくみ緩和アロマブレンド

これは、ぜひお風呂で使っていただきたいブレンドレシピです。
もしくは、私、あやこがオススメするオーガニックアロマセラピー専門店の1つ、「ARTQ」にもちょうど「運動不足・むくみケア」に良い精油3本セットが売られていますので、同時に3本手に入れたい方は、以下のリンクをご覧になってみてください。

ARTQのむくみ緩和精油セット→コチラをクリック(楽天市場|ARTQ)

浮腫緩和!「アロマブレンド・バスソルト」

※オーガニックの精油のご利用を強くお勧めいたします。

材料:1回分(精油全6滴)

①エプソムソルト・・・150g(浴槽が150Lの場合)
②シダーウッド精油・・・2滴
③ローズマリー1.8シネオール精油・・・2滴
④グレープフルーツ精油・・・2滴
⑤適当な容器
⑥かき混ぜ棒(竹串でも大丈夫です)

<作り方>

エプソムソルトを容器に入れて、②、③、④の順に入れていく。
かきまぜ棒でよくかき混ぜて出来上がり!

作るのは、数回分をまとめて作ってもいいですね。作成したら、約2週間を目途に使い切ってください。

<使い方>

お風呂に上記の「アロマブレンド・バスソルト」を入れた後はよーくかき混ぜてください。
精油は揮発性があり、グレープフルーツとローズマリーは特に香りが飛びやすいので、かき混ぜたらすぐにお風呂に浸かってください。
まれに、かんきつ系にヒリヒリする方(わたしの娘も)がいるので、気になる方は、カンキツ類は1滴だけ入れて試してみてくださいね。
それでもヒリヒリするかたは、グレープフルーツを抜いてブレンドしてください。この場合でも、精油の1回の総滴数は全部で6-8滴にしてご自身で精油の割合を試してみるのも楽しいかと思います。

この3種類の精油は、むくみ緩和の手助けをしてくれる精油です。ローズマリーはさらに血行もよくしてくれるし、若返りのハーブともいわれているので梅雨の時期に使わない手はありません!

お風呂に入れなくても、ティッシュに1種類ずつ垂らしてクンクンするのもお手軽にできますよ。

ちなみにエプソムソルトは簡単に言うと「マグネシウム」。
マグネシウムもむくみにとても良く発汗作用もあります。精油のブレンドが面倒な方は、これだけでもお風呂で使ってみてくださいね。梅雨の時期にお風呂で汗をしっかりかくと、夏の体調不良予防にもなります。

【2】動物性たんぱく質+鉄をしっかり摂って、よく噛む!

梅雨の時期に頭痛や朝なかなか起きることができないなどの不調が出る方がいます。そんな方は、

「動物性たんぱく質+鉄」が足りてない証拠。いわゆる貧血の状態です。
ちなみに、広島県の精神科医、藤川徳美先生曰く、日本女性は99%は貧血と言われています。

ただ、鉄サプリメントを飲んだり、鉄剤をお医者様から処方されても、胃がムカムカしたりして飲めない方がいらっしゃいます。そういう方は、タンパク質がしっかり摂れてない証拠。胃の中での消化がしっかりできていないのです。

そういう場合、まずは「動物性たんぱく質」の摂取するように心がけてください。激しい運動をする習慣がない方でしたら、

体重×1g~0.5g

を目安に摂取してください。植物性たんぱく質は、残念ながら吸収率が動物性のものよりも半減してしまいます。1日卵を2個ほど増やすか、プロテインで補うのが手っ取り早い方法です。

注意としては、100gのお肉を食べたから、たんぱく質が100g摂れるわけではありません。参考までに「アミノ酸スコア」の表のリンクを張っておきますので、ご覧くださいね。→コチラをクリック(管理栄養士の食トレ学)

そして、タンパク質は胃の中での吸収が遅いといわれているのですが、食べるときによーくかむと、唾液が出てきます。唾液はとても大切な働きをしてくれます。

☑ アミラーゼという消化酵素がでて、栄養素の吸収を早めて胃の負担の軽減になる。
☑ ペルオキシターゼというたんぱく酵素が出て、発がん性物質の抑制作用、活性酸素を抑制してくれる。
☑ パロチン(耳下腺ホルモン)という成長ホルモンが、体を若々しく保ってくれたり、お肌の新陳代謝も促してくれる。若返りのホルモンともいわれています!

以上、「梅雨の時期の乗り越え方」を私なりに西洋医学の観点からお伝えしました。

あなたのお役に立てたら幸いです。

コラム執筆者 Contributors

かなや あやこ Ayako Kanaya

東京都在住。
2児の母、
アロマ歴約20年のアロマセラピストであり整体師。
20代前半に経験した、西洋医学に見捨てられたパニック障害を東洋医学とインド呼吸&瞑想で克服し、
ロンドン留学中にかかった、これまた西洋医学にさじを投げられた
顔が風船のように腫れて汁が出る皮ふ病を、東洋医学と自然療法やマインドセットなどで乗りこえたセラピスト。
生年月日から導き出す「陰陽五行アロマ香水」はお客さまからのお声も大好評。
「あなたの幸せの底上げ」をモットーに、セラピスト目線で今までの経験や培ってきた知識や知恵などを発信していきます♪

関連記事一覧