ありがとうTOKYO2020!

おはようございます。

CLOVER famのディレクター、すっちーこと陶山すやまです。

連日熱戦が繰り広げられている東京オリンピックも、いよいよ今日と明日の2日間を残すのみとなりました。

この東京オリンピックは、コロナ禍での開催に加え、さまざなま問題を巻き起こしたこともあり、自国開催にも関わらず国民の関心は最初正直とても低かった気がします。

でもいざ蓋を開けたら、日本選手の大活躍もありたいへんな盛り上がりとなりました。

柔道の阿部一二三、詩選手の兄妹での同日金メダル獲得に始まる柔道勢の大活躍。レスリングの川井姉妹も念願の姉妹で金メダルを成し遂げました!

競泳の大橋悠依選手と体操の橋本大輝選手はともに今大会2冠に輝き、勢いをつけてくれました。

また今回から正式種目に採用された「サーフィン」と「スケートボード」。どちらもファッションの一部として捉えられることも多い競技ですが、今回そのすごさに「これは紛れもないスポーツだ!」と実感しました。
特に僕らの世代にとってのサーフィンは、学生時代の遥か昔に「陸(おか)サーファー」(海にも行かないのにサーファーのカッコだけしてる人)なんて言葉もあったくらい、ファッションの一部という認識が大きかった気がします。自分もそんな時期があったので、今回の五十嵐カノア選手を観ていたら、そんな昔の自分をとても恥ずかしく思い出しました。
そして「スケートボード」。ストリート競技で初代王者に輝いた堀米優斗選手と同じく初代女王に輝いた西矢 椛選手は若干13歳!日本選手史上最年少の金メダリストに輝きました!負けじとパーク競技に出場した、開 心那選手も堂々の銀メダル獲得!こちらはもうひとつ若い12歳!日本選手史上最年少メダリストの記録を塗り替えました!

個人的には西矢 椛選手の話していた「ラスカル」がなんのラスカルの事なのか?と、いろんな憶測が飛ぶ中、「あらいぐまラスカル」であったことにとてもほっこりしてメダル獲得と同じくらいうれしかったです(^^)!

こうした若い力の活躍にはただただ元気をもらいますが、一方でベテラン選手の活躍にも胸を打たれました。

ソフトボールの上野投手。
13年前の北京オリンピックでの金メダル獲得を最後に、ソフトボールはオリンピックの正式種目から除外されてしまいました。
その当時の上野投手は、目標を失い、しばらくはボールが握れなかったと言います。それでも、いつの日かソフトボールが復活することを信じて、マウンドに立ち続けました。
今回の金メダルは「夢は諦めなければいつか叶う!」ということを上野投手が身をもって実証してくれた瞬間でもありましたね。大きな勇気をもらいました!

 

コロナ禍でのオリンピック。
史上最も暑い過酷なオリンピック。

そんな中、精いっぱいのプレーを魅せてくれたすべてのアスリートたちに、「感動をありがとう!」と伝えたいです。

そして…アスリートと同じようにこの大会を盛り上げてくれた方たちの存在を忘れてはなりません。
それは、大会を支えてくれた東京2020のボランティアスタッフの皆さん。
先日オリンピックの選手村の居住棟に、オーストラリア選手団によって「心より感謝いたします THANK YOU!」の垂れ幕が掲げられました。
他にも海外選手のSNSでは、「彼らの一生懸命な働きにたくさんの感謝を送るよ」「彼らなしは考えられない」「ボランティアの活躍はアメージングだ」…といった感謝の言葉が躍っています。

競技場でのサポートの他、帰国する選手を空港に見送りにいくなど、見えないところでホスト国としての「お・も・て・な・し」をしてくれました。

こうしたボランティアの方々の頑張りがアスリートの心に届いていたことはとても嬉しいですし、できることならそんな皆さんにも金メダルを届けたいです。

ボランティアのみなさん、ほんとうにありがとう!
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オリンピックは明日閉幕しますが、今度はパラリンピックが始まります!

オリンピックに負けない声援を送ろうではありませんか!

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