ARIGATO! TOKYO2020!!

このたびの集中豪雨により全国各地で被害が発生しております。
被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
今後も降雨や土砂災害による被害の拡大も懸念されますので、皆様どうぞ十分にお気をつけください。

 

オリンピックが閉幕しました!

今日は、今回のオリンピック、競技以外のところで

わたしが感じたことをシェアしたいと思います。

 

多くの海外から来たアスリートや関係者の方々が

「オリンピックを開催してくれてありがとう」

「日本でなければ開催できなかっただろう」

「ボランティアの方々が素晴らしかった!」

「ボランティアの笑顔が最高!」

「選手村の食事がおいしい」

「世界で一番おいしい餃子!」(味の素の冷凍餃子でしたね〜^^)

等々の言葉をSNS上にあげてくれていましたね。

中でも大会公式ツイッターに投稿された、各国選手から寄せられた「ARIGATO」のメッセージ、ちょっと感動させられます。

改めて「ありがとう」という言葉が、とても素敵な言葉なんだと気づかせてくれます。

そのの動画がこちら↓↓↓

その様な投稿を見るたびにわたしもすっごくうれしく思っていました。

うれしくて、そういう投稿やネットニュース記事を積極的に読んでいました。

その中で気づいたことがあります。

 

それはアスリートの方々が

ただSNS上でお礼を言ってくれるだけではなく、

実際ボランティアの方に直接お礼を伝えたり、感謝を行動で表していることです。

 

表彰式でもらったブーケをプレゼントした方や

ユニフォームをプレゼントしたメダリストさんもいるようですね。

 

ただSNS上でだけでなく、こうやって行動でその気持ちを示すということが

日本人にはなかなか難しいかな、と思います。

SNSを通じて不特定多数の誰かに言うことは出来ますが、

直接目の前にいる人に伝えることが苦手な人が多い印象です。

今、目の前にいる人に自分の持てるもの、得たものをプレゼントして

感謝を伝えることは、たぶん、想像以上に難しいことです。

「こんなもの渡してよろこんでくれるかな?いらないと思われたらどうしよう…」

「わたしそんなに有名選手じゃないからプレミア付くとかないし」等々。

何かを人に「与える」ことって、実はとても難しいと思いませんか?

 

今話題になっているのはジャマイカの陸上選手の『会場間違えちゃった事件』ですね!

男子110メートルハードルの準決勝の日、間違えて水泳会場に行ってしまったジャマイカのハンスル・パーチメント選手を

機転を利かせてタクシーに乗せ、国立競技場までの代金を持たせてあげたスタッフさんがいました。

大会会場でバス輸送を担当していたティヤナさん。

「人生を懸けてこの日本に来たのに、試合に出られなかったら一生後悔させてしまう」と、お金を持ち合わせていなかったハンスル・パーチメント選手に、ポケットにあった1万円をそっと渡したそうです。

その甲斐あって、ハンスル・パーチメント選手は後日、見事金メダルを獲得!

 

ハンスル・パーチメント選手は、その金メダルを持って、助けてくれた大会スタッフにお礼を伝えに行きました🏅

その様子を動画で上げたハンスル・パーチメント選手の動画が話題になっています。
その動画がこちら(※ふたりの再会シーンは2分30秒あたりから)

動画の最後はツーショット写真とともに、「ARIGATOU GAZAIMASU」と必死に覚えてくれたのであろう、感謝のメッセージを添えてくれています。

そして…それだけでも十分お礼を尽くしているのに、更にすごいのは

ジャマイカ政府から感謝の気持ちを表すために旅行に招待されそうだということ!!

ジャマイカ政府、太っ腹!!😎🇯🇲✨

 

こういうニュースを見聞きしているとき、オリンピックとは真に「平和の祭典」だと感じました。

国境を越えた選手同士の交流、笑顔、涙、汗、スポーツマンシップ、ボランティアの方の笑顔、

男子800メートルの準決勝で、ボツワナのニジェル・エイモス選手とアメリカのアイザイア・ジュエット選手は、接触して転倒したが、お互いに怒るどころか抱き合いながら一緒にゴール!

 

スケボーの岡本碧優選手は果敢に難技に挑戦するも失敗して号泣。そんな彼女のもとに共に決勝を戦っていた各国の選手たちが駆け寄り肩車で彼女の挑戦を讃えた。

 

走高跳の決勝戦で、優勝を決めるジャンプオフを行わず、金メダルを分け合うことを選択したカタールのムタズエサ・バルシム選手ととイタリアのジャンマルコ・タンベリ選手。

 

競技を終え帰国する選手を空港でお見送りするボランティアの「おもてなし」も話題に

 

どれをとってもわたしたちの心に残る、素晴らしい場面がたくさんありました。

そしてそれは、このコロナ禍という世界中が不穏な中において、

日本だからこそ為し得たことであり、日本でなければ出来なかったことだと思います。

 

今日8月15日は76回目の終戦記念日。

日本から、世界に平和を届ける日です。

“平和の祭典”オリンピックを通して、改めて学んだ平和の尊さを、

アスリートやボランティアの方のように、国境を越えて、

行動を持って、笑顔を、感謝を届けていく。

平和とは、政治家が作るものじゃない。

あなたとわたしの行動こそが、明日という未来を作るのだから。

ARIGATO!  TOKYO2020!!

 

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