PTAはやっぱり悪なのか?

ソメイヨシノも、八重桜も散って、新緑が美しい季節ですね。

今日は子育て世代に何かと話題のPTAについて。ネット上の記事を見ると、学校PTAについてはマイナスイメージが多い気がします。あなたはどう感じていますか?

わたしは今年度、公立小学校のPTA本部に入る予定(総会がまだなので今は予定)でして、その角度から見たことをシェアさせていただきます。

☑うちの学校のPTAは比較的良心的

☑知らなかった会費の使い方

 

まずは本部に入ることを決めた理由の一つは、「やる人がいない」から。正直、わたしも声がかからなければ避けたかった。でも、何年も同じ方々がやってくれて、その方たちに楽になってほしかったのもあります。だって、ぶっちゃけ子育てして、仕事して、家庭の用事をしながらどっぷりハマって活動するボランティアですから大忙しに決まってる。それを何年も続けられていて、もう楽になって!!と、思わざるえませんでした。

さてさて、なぜうちのPTAは良心的かというと、

「なるべく活動を少なくしようとする努力をしている」

ここ、ポイントが大きいと思います。本部の活動も、1役の活動(1家庭1回とか、児童1人につき1回とか)も、どちらも忙しい親への負担を減らそうとやってくれています。時代的にも、お仕事をしている人が多くてみんな忙しいですものね。

そもそもなんでPTAってあるの?必要なの?

と思ってましたが、やっぱり必要だなとわたしは感じます。それは、

登下校の安全確保、地域と学校の橋渡し

これは学校だけではできないことだと思うし、何より地域の沢山の方々に子供たちは守られているということ。これはすごくわかりました。

登下校時、毎日大通りの横断歩道で旗を持って子供たちを見守ってくれるおじ様。警察の方も見守ってくださったり、地域のご年配の方々も、見送ってくださっています。ありがたいことです。だって、海外では安全のために親が小学校まで送迎というところもあるから、子供たち自身で歩いて学校に行ける先進国って限られているのですから。

ちなみにうちの自治体だけかもしれませんが、登下校中の危ない箇所を毎年、PTAの役員と警察とで歩いてチェックまでしてくれているのです。

そして登下校の危険箇所は市に要望します(この過程はすごく時間がかかる、且つ地味)。ちなみに、学校施設の老築化で危なそうなところも学校から伺って、PTAから市に要望します。

こんな地味だけど、とても大切な事(だと私は思います)をPTAはやっています。ちなみに、市内で新しく出来た小学校にはまだPTAは発足してないようですが、やっぱり登下校の危ない箇所がいくつかあるということで、これに関しての組織のようなものは作りたいとのことです。やっぱり子供たちの安全には大切な活動なんですね。我が子だけの安全ではなく、全校生徒の安全対策をしているのがPTA。

そして、会費の使い方。他のPTAと同じかもしれませんが、私は知りませんでした、入学式に頂いた「お道具箱」。そして、進学祝いや卒業祝い品。(卒業祝いの準備もPTA)もしかしたら、いらないよ!と思う親御さんもいるかもしれませんが、学校全体の親から見守られてる感、お祝いしてくれてる感があってイイナ。と、私は思っています。

PTA本部会長&副会長は、市内の他の小中学校や行政の方とのミーティングが週末にあることもあります。学校がある時間帯だったり、夜だったり。これまた正直、めんどくさいな!家族の時間が減っちゃうよ!主人とのおデートも減っちゃうよ!と思っていますが、代表1人で大丈夫とのことで、交代で行ける会議に行く。ということができるので、ちょっと安心。外部の方との会議もナカナカ面白いそうなので、楽しんでいこうと思います。

今日はちょっとお硬い記事になりましたが、PTAを悪のような記事が多いので(そういう記事のほうが記事的にアクセスアップになりますけど)、良心的なPTAもあるんだよ。ということをあなたに知ってもらいたかったのでした。

それでは新しく一週間、あなたにとって充実した毎日でありますように!

*「こども」の表記は、学校で統一されている「子供」に合わせています。

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