私を救ってくれた学び「ISD個性心理学」

子供の頃の学びと大人になってからの学びは全然違う

私は、学生時代「勉強」というものをほとんどやってこなかったような気がしています。
だけど40代を迎えてから、特にこの5〜6年は勉強ばかりしてるんです。
学生時代にこれくらい勉強しておけば、人生がもっと変わっていたんじゃないかなぁ…。
でもその時はしなかった…できなかったんですよね。
その頃は、「勉強」が面白いとは思えなかったんです。

学生時代に配られた教科書は、とにかく「平面的」にしか見えませんでした。
それが今は「立体的」に見え、私にとって生きるためのエネルギーになってるんです。
今は、『学ぶ』ことがすごく面白い。
知らないことを知ることがこんなに面白いということを、この5年余りで身に染みて実感しています。

『学び』を始めるきっかけになったのは「子育て」

以前勤めていた会社では、国内外でスタッフをマネジメントする仕事を任されていたので
人を育てるということに少なからず自信を持っていました。

ところが子育ては全く別物で、本当に難しいものでした。
育児書を読んで「普通は1ヶ月で首が座る」から始まり「3ヶ月で寝返り」…

その育児書の中にある、「標準より早く出来の良い子供に育てること」が、
母としてやるべき仕事なのだと思い込んでいました。
育児書との比較ばっかりで、長男にはかなりかわいそうな思いをさせてしまったと思います。

でも、そんな比較の中で生きている私自身も、同様に苦しい思いをしたんです。
なんと息子が9歳になるまで…

私を救ってくれた学び『ISD』

そんな時に、「ISD個性心理学」に出会いました。
「人にはそれぞれ個性があり、それぞれの生き方がある」という事を学び、やっと比較から解放されました。
するとようやく息子と向き合えるようになったんです。

心から楽しいと思える子育てができるようになったのはこの頃からです。
この経験を伝えることによって、私と同じように悩んでいるお母さんたちに、少しでも力になれればと思い、ISD個性心理学の認定講師というお仕事を始めました。

現在学んで下さっている方々は、
「子供の個性を知り、子育てに役立てたい」
「本当の自分を知ってどのような人生を歩んでいくかを決めたい」
「職場の人事に活かしたい」
「接客に生かしたい」など目的は様々ですが、
ISD個性心理学という共通言語での「学び」に、とにかくみんなが楽しそうにしている姿を目にします。
今このような状況で講義もほぼオンラインですが、それでもみんなの笑い声が絶えません。

私が「学び」を始めたきっかけは「我が子」でした。
だから私の「学び」は、大人になってからなんです。

大人になってからの「学び」…素敵なことだと思いませんか?

テレビでもお馴染みの明治大学教授・齋藤孝先生は次のようにおっしゃっています。

《ある市民大学で教えていたときのこと。70~80歳代の高齢者のクラスが非常に盛り上がるのに気付いた。私はその理由を、学びの素晴らしさを一人ひとりが自覚していることと、一緒に学ぶ同胞がいるせいだと考えた。大人は子供より長く生きているぶん、「私の場合、あの時はこうでした」 「この時はこうでした」 と、
自分の経験と結びつけてテキストを引用できる。私はこれを 「万有引用力」 と呼んでいる。》

また、ニュースキャスターでお馴染みの安藤優子さんが、何故いくつになっても学ぶのかという問いに対して、

『若い頃の学びが平面だとすると、大人になってからの学びは立体です。同じ内容でも色々な経験を重ねてからの学びは、立体化してどんどん面白くなる』

という事をおっしゃっていました。
まさに、その通りだと思います。

そして、大人になってからの「学び」は、間違いなく『自分が社会に存在することの意義を見つける営みになる』と感じています。

CLOVER famのメンバーはほとんど主婦だった人がISDを学び今は講師としても活躍しています。

これからも、こうした仲間を増やしていって社会に少しでも貢献できたらと思っています。

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