「東方美人茶」の美味しさの秘密
皆さんこんにちは。
CLOVER famのAikoです。
前回のblogで、初めて飲んだ時に衝撃を受けたお茶「東方美人茶」についてお話しましたが、今回はその続きを…。
シンガポールの「茶淵・ティーチャプター」で初めていただいたお茶が
「東方美人茶(別名:Oriental Beauty)」
でした。
お店のティーマスターから、「これは青茶(烏龍茶)だよ」と聞かされ、聞香杯(もんこうはい)と呼ばれる香りを嗅ぐための器を手に取って嗅ぐと、
「あれっ?」
次に茶杯(ちゃはい)と呼ばれるお猪口のような見た目の小さな湯呑みに注がれたお茶を口にすると、
「えっ?これが烏龍茶!?」
私が知っている烏龍茶の味や香りではなく、想像していたものとは全く別物!
芳しい香りと、蜂蜜のような優しい甘さ、美しい褐色をしていて、それはまるで紅茶のような烏龍茶だったのです!
一瞬でこのお茶に魅了されてしまいました♡
そして、「何故烏龍茶なのに紅茶のような味わいなのか?」が気になって、いろいろお話を伺ってみると、
「東方美人」が誕生するまでの過程に驚いたのです!
中国茶は、緑茶、白茶、黄茶、青茶(烏龍茶)、紅茶、黒茶の6種類に分類され、加えて花茶(花で茶に香りを移したり茶葉に花自体を混ぜたりしたもの)があります。
害虫が美味しさの秘密だった!?
「東方美人」は、19世紀中頃の台湾・新竹で茶の害虫である「ウンカ(チャノミドリヒメヨコバイ)」の被害を受け続け、萎縮して黄色くなってしまって商品として使い物にならなかった茶葉を用いて製茶したところ、コクのある果物のような香りと蜂蜜のようなまろやかな味のお茶に仕上がったのが始まりです。
6月二十四節気節の「芒種」頃にウンカの被害を受けた茶葉を使用するのが、最も良質の東方美人になると言われていますので、きっと今頃ウンカが茶葉を美味しく食べてくれている頃かな〜
東方美人を作るためには、ウンカの被害を受けた茶葉が必要不可欠ですが、その発生も自然要因に左右されるため、すべて無農薬栽培で育てられます。生産量は変わらないかむしろ減少傾向にある一方で、その人気は高まり需要が増えているため、今では大変貴重なお茶となりました。
そして、東方美人の製茶工程で発酵度を他の烏龍茶よりも高めて作られ、高い製茶技術が必要とされます。半発酵の烏龍茶の東方美人が紅茶のような味わいになるのは発酵茶である紅茶により近い製茶工程にあります。
人気が出始めた19世紀末から20世紀に入ってから、「Oriental Beauty オリエンタルビューティー」と英国で名付けられたと言う説もあり、東洋では響きが美しい「東方美人」が定着したと言うわけなのです。
お茶の淹れ方
さて、ここで私が普段簡単にお茶本来の香りや味を楽しみたい時に淹れるお茶の淹れ方をご紹介しますね。特別な茶道具がなくても大丈夫!
準備する物は、
茶葉、蓋付きの湯呑み、沸騰したお湯…だけでOKです。
①小さじ一杯の茶葉を湯呑みに入れます。
②沸騰したお湯を直接湯呑みに注ぎ、蓋をして20〜30秒ほど蒸らします。
③蓋を開け、先ずは蓋に付いた香りを嗅ぎ、そのあとゆっくり一口お茶をいただいてみてください。
④なくなったらまたお湯を足し、2〜3回楽しみます。
私が魅了された「東方美人茶」。もし見かけたら自分へのご褒美に、是非手にとってみてください。
その甘い香りや味に癒され、その名の通り皆さんの魅力に、より一層磨きがかかるはず✨です😊
また別の機会に、美容効果のあるお勧めのお茶なども、ご紹介しますね。
いつも最後までお読みいただきありがとうございます。
また来週のblogでお会いしましょう。
Aiko Azuma