嗅覚が今の時代を見せてくれてる気がする

おはようございます、こんにちは。

新しい週になりました。月曜日担当のあやこです。

始めにカンタンに「視覚と嗅覚のちがい」をお伝えしますね。その後に、タイトルの内容をお伝えしていきます。

嗅覚って、本当に不思議なもので他の感覚よりうーんと知られてないことのほうが多いのです。

心理学の三大巨匠(フロイト、ユング、アドラー)の一人、ジークムント・フロイトは、嗅覚は不要と言いました。(個人的には断然フロイトよりユング派)

でも、今では

「生命のバロメーター」と言われるほど大切な感覚であると知られつつあります。

 

さてさて、視覚についてです。

あなたは、色の三原色ってご存知かと思います。

それは、赤、青、黄色。

この三色で人間は、感じ取る色のすべてを表現ができます。

なぜなら、人間の目の細胞の仕組みが、その三色に反応するように作られているからなんですね。

三原色というベースを元に様々な色が作ることができて、そして見て感じることができます。

 

では、嗅覚は視覚のように全人類が共通する基礎的な香りがあるのでしょうか?

 

 

答えは、、

 

 

ない、です。

誰一人として同じ嗅覚を持った人はいないのです。これってすごくないですか??

わたしが初めてこれを知ったとき、心のなかで何かが彈けた感覚を持ちました。

そんな理由で、においの好みは百人十色。

さらにちょっと少し深堀りすると、これは1人1人の持ってる香りをキャッチする細胞の形が違うから。

たとえば、それを視覚的にお伝えすると、

「🌕」という1つの香りの粒が、

ある人に「🌕」にみえるけど、ある人には🌓(半月)に見えます。また、ある人には全く見えないことさえあるのです。

こんな嗅覚の感覚細胞が数千もあって、香りの粒と複雑に合致したりしなかったりしてわたしたちは毎日、香りをかいでいます。

これはみんな違う感覚を持ってるけれど、これには優劣はありません。

これって、今の時代を反映している様で面白いなとすごく感じています。

コロナが流行り出してから、

わたしたちの常識、生き方、考え方などが大きく変わり、

一つのことについても様々な意見があぶり出されています。

センシティブな話題においても

専門家同士でも賛否両論、情報もカオス状態(テレビの中では同じ情報を流していますが)。

それは、見る方向や角度が違ってるから違うだけ。

わたしの角度から感じるのは、

「一つの意見が全員にとって絶対正しいというのは無い」(情報がプロパガンダ化されてないか、広い目で見たほうがいい気がします)

「一人ひとりが頭でちゃんと考えて行動すること」

「自分の健康は自分で守ること」

誰も同じ嗅覚を持っていないという、嗅覚についての解明が進んでいるのと比例するように、各個人の考え方、多様な考え方がますます大切になっていくんじゃないかな。

と同時に、違う角度から見ている意見に対しても、寛容であることも大切じゃないかと。

ふと思っている最近です。

ちょっと重い話になりましたが、

 

今週も、ご健康で充実した日々をお過ごしください!

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