紫外線について簡単にみていくと・・・
【紫外線】とは太陽から放出されている太陽光線のひとつで
肉眼では見えない『不可視光線』。
波長は短く10~400nm(ナノメートル)。
目に見える太陽光線は『可視光線』と言われ
波長の長いものからいうと「赤」「橙」「黄」「緑」「青」「藍」「紫」の7色、いわゆる≪虹色≫で構成されています。
並べてみるととってもきれいな虹色ですが
これらの色の違いは、太陽の光の波長の違いによってできているんですよね。
【紫外線】は、『可視光線』の端の「紫」の外側に位置していて目には見えません。
紫外線は「UV」と表記されますが、
「紫を超えた」という意味のラテン語、【ultra‐vioret(ウルトラヴァイオレット)】が語源になっているのがうなづけますよね。
3種類の紫外線
紫外線は、「UV-A」「UV-B」「UV-C」と波長の長さによって大きく3種類に分かれます。
「UVC」は地表には届かないとされているので、主にケアの対象は「UVA」と「UVB」ですね。
「UVA」は、肌に急激な障害を与える作用は弱いと言われていますが、太陽から届く紫外線の約9割を占めます。
お肌の土台でもある、肌の奥の真皮層にまで侵入し、蓄積的なダメージを与えていきます( ;∀;)
肌のハリや弾力を失わせて、しわ、タルミなどの老化を引き起こしてしまう他、すでにできているメラニン色素を酸化させ、肌を黒くさせる作用もあるんですよ。怖いですね。
次に「UVB」、太陽から届く紫外線の約1割と量は少ないのですが、肌への作用が強く、短時間でも肌が赤くなるサンバーン(日やけによる炎症反応)や、数日後に肌が黒くなるサンタン(色素沈着反応)を引き起こす作用があるんです。
波長が短い「UVB」は、炎症やしみの原因となるだけでなく、肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけるなど、生体への影響が強いといわれているんですね。
紫外線を長年にわたって浴びることで、しみやシワ、弾力の低下といった肌の老化を促進し、さらには皮膚がんを誘発する原因になることがあります。
だからUVケアって大事なんですね。d( ̄  ̄)
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